2007-09-25
中秋
「あのう、…」
「あ、はい。」
「手を尽くしましたが…」
「わかりました。ありがとうございました。」
「何かをできるなら…」
「いいえ、大丈夫です。」でも、心の中はないている。
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別れの後にわいてくる感情とはなにだ?単なる悲しみなんか?これからの寂しさに対する恐れか?この日までおさめた泪が「頑固」というダムをつぶして表に出たなんか?これから一緒に歩けないの残念っていうのか?今まで無駄にした時間の惜しさなのか?それとも逃がしたチャンスの悔しさか?
中秋。一家が集まる日に、俺は月を見てそなたを。
“ 天若有情天亦老,月如無恨月長圓。”
そうか、お互いに言えなかった「許すわ」の重みか。
以上、この前の中秋に書きました。